■アナログツール |
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・Gペン
ゼブラのGペンです。以前の(2000年以前)の物とは性質そのものが変わったしまった為に、以前のペン質になれている
南条にとってやや扱いづらくなっている感がありますが漫画のアナログツールの代表格。 これが無いと南条のマンガ作業は始まりません。
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・ペン軸
昔、新宿の世界堂で、にぎり具合が好みの物をみつけて買ってきました。今は20本ほどまとめ買いしてあるので、多分一生つかえます。(笑)
世界堂以外では見かけないので、もしかしたら世界堂オリジナルかもしれません。
表面にコートが一切ない、木の地でそのまま仕上げられており、指が滑りづらいのが良いです。
使いやすい長さにぶった切ってあります。
(ちなみに何故ペン軸をぶった切るか理由を知らない人が居ますが、ペン軸が長いよりも短い方が振り回されずに線が
コントロール出来るからです。道具をカスタマイズしてあった方が玄人っぽいから、とかの理由ではないですよ?(笑))
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・インク
パイロット社の製図用インクです。
好みにもよりますが色の濃さと顔料の伸びのよさが好きです。
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・原稿用紙
2008年12月現在≫「デリーター漫画原稿用紙ケント紙 メモリ付 AK 135kg B4 40枚」を使用。
お値段がかなり張りますが、太く粘りのあるゼブラのGペンとの相性はバッチリ。「かぶせ描き」(2本3本と線をかぶせて
太いタッチなどに仕立てる方法。内輪用語?)にもケバ立ちも少なく、細い線のひっかりも抜群です。南条にとっては現在
、一番ストレスのない原稿用紙です。
2009年8月の時点で「デリータ漫画原稿用紙ケント紙
メモリ付 AK 135kg B4 40枚」の使用を一時打ち切り。
理由は日本の夏季独特の湿度をかなり吸う為に紙の毛羽立ちが許容範囲を越えたことに起因。
2009年9月現在は何年ぶりかにICの原稿用紙に再び戻る。
鉄板にペン入れをする感覚におちいるような現在のIC原稿用紙の使用上の注意点としては、インクの粘度が上がりすぎな
い様、なるべく新しいインクを使うことに気をつけないと線をコントロールしずらいです。(昔のICはそんな気を使わなくても
コントロールできたんですが…。)
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・シャープペン
アナログ原稿の下書きや落書きに使用。
現在は生産を終了してしまった、ロングセラーシャープペン「SAKURAハイノック0.5」を使用。
やや太身のシャープペンで、芯が沢山入れておけるので芯の補充をあまり気にしなくても良い所と、全身がラバーゴムに
包まれた太すぎず細すぎない丁度良い太さが魅力です。
0.3ミリシャープペンも使いますが、先が細すぎて原稿用紙を痛めやすく感じるので、本当に必要な所意外ではあまり原稿用紙には使いません。
芯はミツビシuniのBを使用。uni0.5Bの現行品の品質が変わってしまった為に2011年8月現在はミツビシHi-uni0.5Bに変更。
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・ボールペン
2011年頭あたりから使用頻度が格段に高くなったアイテムです。主にラクガキに使用。MITUBISI製「Uni-boll SigNo」です。
種類が色、線の太さ、軸の太さ、キャップ式、ノック式、ギミック、など現行商品も結構な数のバリエーションがあります。(主に使用しているのは「UMN-105.24黒」軸の太さが好みで、ラバーが半透明なのでインクの残量を確認しやすいのです。)
今までも水性ボールペン(正確には水性ゲルインク)は、いくつか使っていたのですが現在もっとも長く使っているのは
ボールペンラクガキに何が良いのかと言うと「描く時に構えない」で良い所と、色が明確な黒なので視認しやすいことです。更に腕の力の入れ具合によって、「付けペン」に似たタッチもある程度つけられます。
そしてシャープペンは絵を描くと何度も書き直せる利点がありますが、最終的に何をどう悪い所を直して完成絵にしたのか判らなくなってしまうと言う、超根本的な問題を内包しております(笑)当たり前の話ですが。
ボールペンは一度失敗したら後腐れなく次の絵に移れるところが良いです。失敗した物が残るところが良いです。当たり前の話ですが。まあ結構な頻度でミスノンとかPCに取り込んで修正しちゃいますが。(笑)
ラクガキページにUPされているボールペン絵はほぼこのボールペンで描かれています。
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・ミスノン
ボトル式。ペン型のほうが間違いなく気軽く使えるのですが、漫画の作業ではボトル式ならではの利便性があります。
水を加えて好みの粘度に出来ること、ハケが付いているので修正部分をコントロールしやすいこと、などです。
完全に乾くとその上からペン線を描いてもほぼ同じペン質で線が引けます。
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